この7月でNTTドコモが営業を開始してから20年になるんだそうです。
でっかい携帯電話、つながりにくかった自動車電話、ポケットベルなど、懐かしいものを色々と思い出します。そして現在はスマートフォンが急速に広まりつつあり…この20年でモバイル通信関連技術は劇的な進化を遂げたものだと、非常に感慨深いものがあります。
私の母はポケットベルのサービスが始まるといち早く生活に取り入れた人ですが、現在はガラケーの人。私自身去年までガラケーを使っていましたが、スマホを使い始めて「近いうちにガラケーはこの世から駆逐されてもおかしくない」と感じました。とはいえ、スマホはまだまだ値段が高いし、デジタル機器に弱い母が使いこなすのは難しそう…と思っていたら、ドコモの今年の夏モデルではらくらくスマートフォンが出るとのこと、各種割引適用後はそこそこお安くなるようで安心しました。
仕事柄、色々なウェブサイトのアクセス解析をします。
最近実感するのは、スマートフォンからのアクセスの多さ。もちろんその割合の多寡はサイトの業種等によって差がありますが、明らかにスマホ、タブレットからのアクセスが激増中。そして、スマホに対応していないサイトでの滞在時間は、PCでの閲覧に比べると、スマホの人の滞在時間は非常に短い。。まぁ、当然といえば当然です。私も見難いサイトからはさっさと出ていきます。
20〜30代の若者を中心に広がってきたスマートフォンですが、らくらくスマートフォンの登場で今後は壮年、老年層にもスマホを持つ人が増えることでしょう。ウェブサイトを制作、運営する側としては、スマホやタブレットなど、それぞれのデバイスに最適のレイアウトになるレスポンシブwebデザイン等のスマホ対応はもはや必須。さらに、デジタル機器の扱いが不得意な人でもサイトの中を快適に見てまわれるような作りにしなくては。と改めて思うのでした。