こんにちは。イノウエです。
2年ほど前に変換ミスについての記事を「変換ミス小考」というタイトルで書きましたが、今回はその続編。
ウェブ業界に転身する前にはずっと出版の仕事をしていたので、校正・校閲の経験が深く長く、誤字脱字誤用表現変換ミスを見つけるのは得意中の得意でした。が、最近はすっかり作る側にまわってしまい、能力の衰えをひしひしと感じています。
さて、今年に入ってから、sakurakomachiという川崎駅すぐ近くのエステサロンさん(コーラルとは結構長いお付き合いなのです。)が新しいサービスを始められまして。
「DNAダイエット」です。
この新しいサービスのページを制作する前準備として、私は9000近い文字を地道に打ち込みました。普段は割と変換ミスの少ない方なのですが、急いだこともあり、さすがにいくつかありました。
こう打ちたかった | こうなった | ひとこと |
炭水化物 | 淡水化物 | 薄味でかつ太らなさそうな食べ物? |
生活習慣 | 生活臭かん | うーん臭いそうですなぁ。 |
糖分を摂取 | 糖分を接種 | 血糖値が一気に上がります。 |
熱産生 | 熱賛成 | 諸手を挙げて熱烈大賛成です。 |
ざっとこんなところで、クライアントさんに見ていただく前に気がついて良かった・・と思いつつ、意図しない変換ミスは結構おかしくて笑ってしまいました。
自分でやったことだから余計かもしれません。
でも、笑って済むミスならいいんです。
私のしでかした変換ミスの中でも痛恨のミスは、お客様宛のメール文中で、「ご返信ありがとうございました」のつもりが、「ご変死ンありがとうございました」だったときです。
お客様からのご返信を見て気がついたのですが、「ぐはっ」という思いでした。みぞおちに思い切りパンチを入れられた感じです。送信前には必ず読み返しているのに、どうしてこんなひどい変換に気付かなかったんだろう。私がこんなひどい変換ミスを見逃すとは・・!?
その方は大変寛大な方で、何も仰らず、変わらぬお付き合いをしていただいています。
本当に、いつも寛大な皆様に救われてばかりです。
有り難く思う気持ちが止まらないイノウエでした。