こんにちは! akiです。
ただいまAinaMallではMonthly Specialとして、人気商品を特別プライスにてご提供しております。時期的にはバーゲンも大詰めといったところですが、季節にあまり関係なく突然始めてしまうのはコーラルらしいところ(?)ではあります。ええ、常夏ですからね。
今回は、【宮川コレクション】マトソンライン|ユージン・サベージ|A God Appears をご紹介。
コーラルブログでも過去に「Matson Line『Island Feast』登場です!」「Matson Line(マトソンライン)のデザイン」などその都度取り上げてきましたが、それだけとてもとても魅力的な作品群なのです。
「A God Appears(=神があらわれる)」というタイトル、そしてまず目に飛び込んでくる黄色のマントをまとった王様。この2点の特徴で、てっきり私は「神=王様」なんだろうなあ、と最初は思っていました。
しかし、絵についてのコメント(裏面左側にあります)を読んで、実は「神」は王様ではなく、王様がレイを手渡そうとしている人を指していることを知りました。
その人物とは、1700年代にハワイ諸島を発見したイギリス海軍のキャプテン・クック。当時のハワイ島先住民には「神」のように見えたのだそうです。
クック一行を最大級のもてなしで迎え入れる、ハワイ島先住民たちの高揚感溢れる瞬間を描いた作品−−それが「A God Appears」! なるほどなるほど。
確かに絵の中心近くにいるのはクックですし、王様が後ろ向きなのも(王様自身は)主人公ではないことを表現しているのかもしれません。ちなみに紫の花(おそらくマウナ・ロア)のレイは日持ちがするそうで、旅をする人にあげるのに向いているそうです。
ふーむ。こうやって「絵解き」するだけでも、ちょっと楽しいですよね。
おまけに、このメニューカバーには特別なコメント”SPECIAL MENTION“があるのも大きな特徴です。
宮川コレクションにて「A God Appears」だけでも他に数点保管しているのですが、他の作品を含め、このコメントが書いてあるのはなぜかこのMonthly Specialにて紹介しているメニューカバーだけ。主に作者ユージン・サベージについて書かれていますが、当時の評価を含めた貴重な内容となっています。
Monthly Specialではこれからもお得なアイテムをご紹介していきますので、どうぞご期待ください。ただしいつも宮川コレクションが対象商品となるわけではございません。「コレ欲しい!」と思ったらお早めに……。