こんにちは、イノウエです。
2013年1月に発行された、西内啓氏の『統計学が最強の学問である』が知的教養書としては異例のベストセラーとなり、またビッグデータの活用には統計の知識が欠かせないということもあり、統計学が俄然注目されるようになりました。
統計学が学問として最強かと問われれば私は決して賛成しませんが、リベラルアーツの一つとして学ぶべきものであるとは思うので、高校や大学で統計学を学ばなかったことを後悔しつつ、去年の春頃からぼちぼち勉強し始めたところです。
そもそもはヘルスリサーチに関する勉強の一環として統計を少しずつ勉強し始めたのですが、半年くらい経った頃、「そろそろ統計をちゃんと勉強した方がいいかなと思って・・」と話したらすぐに統計に関する本を数冊買ってくれた宮川には大変申し訳ないことに、それらの本を読んでもあまり理解できた感がなく・・
これじゃいかん!
という焦りもありつつ受講したのが、gaccoの「社会人のためのデータサイエンス入門」でした。
大学の先生や総務省統計局の中の人たちによるの講義で(第一回は前述の西内啓氏による講義)、初歩的な内容から始まり、そこそこ高度なことまで盛り込まれていて、全てを理解できたわけではないですが、かなり面白かったです。
4週間実に楽しく学び続けることができたので、課題を分からない箇所がありつつもそれなりに頑張って解いたら、無事修了証を受け取ることができたのでした。
ちなみに、この「社会人のためのデータサイエンス入門」、
・受講登録者数は15,222人
・修了したのは2,544人(率にして16.7%)
だそうです。
私の統計の勉強は、まだ緒に就いたばかり。
ウェブ解析士としても統計の知識は役立つし、今後の生活の中でも気付きや学びがとても多くなりそうで、今後も学び続ける意欲を満タンにしてくれたgaccoに感謝です。
gaccoスタート時はあまり興味の持てる講座がなく少々がっかりしましたが、最近は面白そうな講座が増えてきました。今月は別の講座を受ける予定が既にあり、その後もまた何を受講しようかと楽しみにしているところです。
何か学びたいけれども、大学やカルチャースクールが遠くて・・とか、授業時間には働いていて時間がとれない・・という状況の人には、gaccoはうってつけ。ぜひ開講中の授業や開講予定を見てみてください!
gacco:日本初のMOOC(大規模オープンオンライン講座)
MOOCはアメリカを中心に盛り上がっているようですが、日本では東京大学などが独自に取り組んでいます。
世界中の大学の講義を受けるのも夢ではない。
インターネットって、やはりすごいなぁと思うのでした。
その前に、英語耳をまた鍛えなければ・・。
意欲さえあればどんどん学ばせてくれる環境の会社(コーラル)にも感謝しつつ。