こんにちは。akiです。
先日のランチミーティングで、宮川がデザートの上にのっかっていた銀色の砂糖菓子「アラザン」の語感がいい、としきりに「アラザン」という言葉を連呼していました。
見た目は「仁丹」みたいだけど、「アラザン」。じんたん。アラザン。似てる。
そんな話もしていました。
語感もそうですが、仕事をしていく中でのひらめき、発見も感覚的なものがおおいにあると思います。最近テレビドラマでもキメ顔で「私の勘だ!」という刑事さんを見ましたが、定形だけでは説明できない「何か」を織り込むことで、より多面的な見方ができるような気がします。
無限に広がるデザインの世界も、こうした「感覚」によって支えられているところは大きいでしょう。
自分の感覚を大事にするのは、わたしもなんとなく分かる気がします。といっても、デザインよりも文字につい目が行ってしまうタイプです。いわゆる「誤字脱字」ですね。
無数の文字の中で、誤字さんと脱字さんは異質に見えてしまいます。うまく説明できないので、よく「そういう体質です」とごまかしてしまうのですが、感覚というのはなかなか言葉では伝えにくくて表現しがたいもの。
だからこそ仕事などで何らかの形になったときの感動ややりがいは、より大きいのかもしれません。
むかしの有名な映画で”Don’t think. Feel.”というセリフがありましたが、「考えるな、感じろ」ではなく、「感じた先にあるものを考えろ」というニュアンスも入っているのかな? なんて思ってしまいます。(考えすぎ?)
セレンディピティ、とまでいかなくても、自分の中にある「感覚」は大事にしていきたいですし、もっと育てていきたいものです。技術的なことも、感覚的なことも、日々精進ですね。
アラザンひと粒でいろいろなことを考えさせられたひとときでした。