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Inspire 2013 〜aki編〜

こんにちは! akiです。

さて、さっそくお題「Inspire(インスパイア)2013」について。
そうですね、私はプロダクトデザインから感銘を受けることが多いです。使う人の喜ぶ顔が見えるような商品を作る人ってどんな人なんだろう、どんなことを思ってこれを作ったんだろう? などと想像を巡らせます。

最近はイチから何かをデザインすることはあまりありませんが、発想のタネやピンと来た瞬間の気持ちは捨てずに心の中に蓄積しておきたいのです。自分の中で化学変化を起こして、いつか役に立つかもしれない。簡単に言ってしまえば、年を重ねても好奇心を持ち続け刺激を受けていたい、ということでしょうか。違うかな。

そこで今年、私が手に取って「おおお〜」と感動したアイテムをご紹介。

「キーキーパー」です。
カタカナで書くとなんじゃこりゃな感じですが、「Key Keeper」です。青葉台の雑貨屋さんで一目惚れして買いました。
この「Key Keeper」は、要はキーカバーなのですが、まず鍵全体をシリコンで覆っているようなデザインに驚かされます。その発想がすごい。「おーい、これでどうやって鍵開けるのー?」って一瞬思いますが。

keykeeper←ピンクのグラデがかわいい「Key Keeper」。いろんな色があるようです。
青葉台の雑貨屋さんにはグラデの色違いが5〜6種類ぐらいありましたが、ネットではビビットな単色も販売していました。

 

keykeeper2→サイドにはスリットが三方向に入っているのが見えます。その中に鍵が収まっているわけです。(どうしても隣のリップクリーム入れが目立ってしまうので、アシスタントになってもらいました。出たがり屋さんみたいになっちゃっています)

 

keykeeper3←矢印を鍵穴に向かって合わせるのですが、最初は確かに的が外れて「うっ、(鍵穴に)入らない」ということも。でも、すぐ慣れます。片面のみ凹凸がうっすらついているので、鍵の上下も分かるようになっています。うーん、すばらしい。

 

keykeeper4→むにむにっ、と挿します。何ともいえないおもしろい感覚。鍵の先端だけが前に押し出されて鍵穴に入り、「Key Keeper」はくにゃっと変形します。確かに、両サイドのスリットがないとこの形は不可能なわけです。なるほどなるほど。。。

 

keykeeper5←横から見るとこんな感じ♪ さすがシリコン! しなやか〜。アシスタントも心なしか笑顔(なんで??)いつも通りに鍵を回して抜くと、「Key Keeper」はまたもとの形になります。戻る瞬間の「ぺたん!」という音がとてもかわいいです。

 

シリコン製品はここ数年で様々な商品が開発され、便利なアイテムがたくさん溢れています。でも、この「Key Keeper」の目の付け所はとても刺激になりました。シリコンの素材ありきで何か作ろうと思ったのか、鍵を守るためにはどんな素材が必要かという部分から作ったのか、その辺も詳しく知りたいですね。

いつも持ち歩く大事な鍵は、バッグの中であちこち当たって他のものを傷つけたりする可能性もあります。スマホの液晶にコツン(→悲劇)、なんてこともあるかもしれませんね。それに、単に機能性のよさだけではなく、色使いもジェルネイルみたいできれい……。複数の鍵をつけている方は色で使い分けてもいいですし、ガチャガチャ(チャリチャリ?)とぶつかる音も軽減されるでしょう。シンプルなフォルムの中に、これだけの要素がつまっている商品を作れるなんてすごいなー、と感動しました。

来年も、いろんなデザインからたくさんの刺激を受けつつ、自分の中の感性を育てていけたらな、と思います。

2014年もみなさまにとって、よい年でありますように。