こんにちは！ コーラルクラフト担当（自称）のakiです。
夏ももうすぐ……。ハワイアンジュエリーがもっとも輝きを放つ季節がやってきますよ！AinaMallも新商品を続々と発表しています！
普段いろいろな商品を目にする機会の多いわたくし。プルメリア・ハイビスカス・ホヌ（亀）、などなど。ハワイアンジュエリーならではのモチーフは、無駄のないシンプルなデザインながらとても美しいとつねづね思っています。
これらを、自分で、手軽に作ってみたくなりまして。作ってみました。プラバン（＝プラスチック製の透明板）で。家にある「教科書」を見ながら、100均アイテムを駆使しました。
★モンステラピアス★
今回の御題は「モンステラ」。葉っぱの形が種類によってさまざまなので、デザイン次第で印象が変わりそうな気がします。
1.まず手書きで、モンステラの下絵を書きました。ペンタブレットで書いてもよかったのですが、まあ、下絵ですから。コピー用紙に油性サインペンでしっかり書いたので、あとで反転して使うときにもよく見えて結果的にはとても便利でした。ちなみに、在庫のペンダントヘッドを見ながら描きました。「そんな商品あったっけ？」と他のスタッフに言われそうですが（汗）
2.今回は、0.2mmのブラバンを使用。モンステラの葉っぱの形を細かく切り取りたかったので、薄いものをチョイス。先ほどの下絵を敷いて黒の細いサインペンでなぞり、今度は下絵を裏返しにしてまたなぞって。デザインによってはこうして左右対称に作った方がいい場合もありますね。
3.プラバンを裏返して、やすりをかけています。その方が発色がいいと「教科書」に書いてありました。我が家には紙やすりがないので余った爪やすりを使用。”aki”のサインが裏返っているのが分かりますよね。何らかのしるし（文字）を書いた方が表裏が分かりやすいです。なぜか勢いで描いたスマイルマーク 😛 はあまり役に立っていません。
4.穴あけパンチで穴をあけて、サインペンで書いた葉脈などのラインを目打ちなどでなぞり、（私はコンパスの尖ったところを使いました）油性マジック（きみどり）で色を塗ってはさみで輪郭を切り取ったところ。ここで焼いて仕上げてもよかったのですが、なぜか気に入らず。私はなにかを欲しがってしまったようです。
5.何を思ったのか、表に黒いサインペンで書いた最初の輪郭をネイルリムーバーで全部消してしまいました。するとやっぱり、なんか地味。ちょっと後悔しかけたのですが、気を取り直して緑のマジックペンでちょこちょこ塗って、ネイルリムーバーでぼかして、なんとか完成。なんとなく、モンステラっぽさは失われずに済んだかも。
6.さあ、オーブントースターで焼きます。この瞬間、ワクワクしますね。ピューっと小さくなるモンステラ。キュートな仕上がりを妄想……。が、しかし。出てきたものは想像をはるかに超える微妙な代物。ただでさえ小さいものを作るのに、色を塗りすぎてしまったらしい。焼くと色が濃くなるよって「教科書」にもちゃんと書いてあったのに。「そうだ！ 前に使ったあれを使おう！」と思い出したのが、デコパージュ用接着剤とネイル用ラメ。少量ずつ混ぜて塗っては乾かし、ピアス用の金具を取り付けると……。
モンステラピアスの出来上がり☆ つや＆ラメで、少しは明るい雰囲気になったかも。（ネイル用のラメ入りトップコートをぬってもよかったかも、とあとで思いましたがどうでしょうね？）とにかく、企画倒れにならなくて、よかった。カタチになって、ホントよかった。そしてやっぱり、プラバン作りは楽しいですね。
なお、ピアスへの接続方法や、作業内容の詳細は今回豪快に省略させていただきました。「細かい作業方法が分からない!」とお嘆きの方に、最後にご紹介させていただきます。先ほどから「教科書」と言っているのはAmazonの手芸部門で1位を獲得した、こちらの書籍。
プラバンでつくる本格アクセサリー NanaAkua（著）
著者のNanaAkuaさんとは某美大で同じ授業を受けていて、それはもうお世話になりっぱなしでした（私が）。いろんなアイデアが泉のように湧き出てきて、それを情熱と行動力で次々にカタチにしていく、才能あふれる方です。NanaAkuaさんの魅力が凝縮されている楽しい一冊なので、テクニックや作り方の詳細はこちらの本でどうぞ。ちなみにご本人にも「コーラルブログで紹介させてね♪」と許可をとってあります。
わたくし、次はプルメリアを使った作品にチャレンジしたいです。実は今回作ってはみたものの、インスタントヌードルの具の「なると（お湯を入れる前ver.）」のようになってしまいました……。失敗してもまた作ろうって思える、そんなところもプラバンの楽しさのひとつなのでしょうね。
もちろん、王道のハワイアンジュエリーが大好き、という方は引き続きAinaMallをどうぞごひいきに。